【養分とは】某高額noteについての率直な感想

どうも、フリーランスライターの運営者(@loco_14free)です。

この記事では、フリーランス1年目のとき49,800円の高額noteを購入した話を書きます。

「ツイッターのフォロワーゼロから短期間でいっぱいお金稼ぐ方法教えるよ♪」っていう内容のnoteです。

当該noteに関してはさまざまな意見がありますが、ぼくの感想は「49,800円も払うもんじゃない」という一点だけ

勉強になったことや有益な情報がいくつかあったのも事実ですが、それに対して49,800円は高すぎるな、というのが率直な気持ちです。

ふだんから的確でかなり参考になるツイートを連発されている方たちは、「note買ったんだ、ドンマイ」「あ、あの人のnoteね…」という雰囲気を出しておられました。

noteや作者に少しでも否定的な意見を言うと、作者からブロックされるという情報もあるようです。

運営者

ぼくもしっかりブロックされました。

一方で、「すごく自分のためになりました!」「あなたは天才です!」「ノウハウがスっと入ってきました!」という絶賛の声が挙がっているのも事実です。

この差って何ですか?

一方は「あぁ、始まったか…」という哀れみの声、一方は「最高!天才!」という歓喜の嵐。

両者はいったい何が違うのか、なぜ評価が分かれるのか。ぼくが実際に当該noteを購入して一つの結論に至ったので、この記事にまとめます。

目次

49,800円の高額noteを読んだ感想

「僕にとって」49,800円の価値はありませんでした。有料部分はほとんど無料部分から想像できる内容だったからです。

そんなの全部読んだから言えるんだろ!負け惜しみだ!と思われるかもしれませんが、違います。無料部分を熟読すること+note作者の一連のツイートを分析すれば、有料部分はある程度予測できたと思っています。

某高額noteのゴールは自分の商品(有料note)を買ってもらうこと。そのために必要な導線作りや認知度アップの方法などが書かれています。

たとえばツイッターの運用方法として、次のような内容が説明されていました。

  • 自分のnoteを認知してもらうためにツイッターで拡散する
  • 拡散するためにフォロワーを増やす
  • じゃあフォロワーを増やすにはどうするか
  • どういう属性のフォロワーを集めればいいのか

これってちょっと考えたらわかる内容ですよね。自分で考えられないとしても、ツイッターで情報収集すれば無料で手に入れられる情報です。

運営者

ちょっと調べればわかる内容で当該noteが構成されていると言っても過言ではない…。

調べなくても無料部分から考えられる内容かなと。だからぼくは当該noteは49,800円の価値はないと思いました。

むしろ無料部分から思いつけない・自分の頭で考えられないようでは領域に足を踏み入れないほうがいいのではとも思います。

ぼくにとってすごく勉強になる内容も書かれていました。ただ、全体的にカタカナで専門用語を散り映め“それっぽさ”を演出している感じは否めません。

もちろん彼のやり方自体を否定するつもりはありませんが、ちょっと考えれば分かることを49,800円で売るのか………という点に関しては、疑問を隠さずにはいられませんでした。

情報商材に飛び込む人の心理

高額noteや情報商材に飛び込む人は、楽して儲けたいっていう気持ちが強いのかと。フリーランス1年目のぼくも楽して稼ぎたかったし、できれば今も楽して稼ぎたい

楽して儲けたいという気持ちは誰もが持っているもの。辛い思いをして働きたいとは誰も思いません。

大事なのは「楽したい」と感じたときにどういう行動をとるかだと思っていまして。ここで二極化します。

情報商材に飛びつく人の特徴は「楽して儲けたい=怠けたい」という心理が働いています。フリーランス1年目のぼくもそうでした。考えることを放棄して高額noteに飛びついたのです。

  • フリーランスになり8か月めに突入
  • なかなか成果が出ない
  • まずは目に見えた成果が欲しい
  • 誰か簡単な方法教えてくれないかな

上記のような心理状態でした。某高額noteのタイトル「ゼロから4ヶ月で「1033万円」稼いだ「Twitter“ゼロヒャク”マニュアル」」には一瞬で心を奪われましたよ。

いだ?!無料部分を読んでみるとおもしろそうだ!!教えてくれ、そのノウハウを!!ヨンキュッパなんざすぐ回収してやんよ!!!!!!!

当時を振り返ってみたも甘い甘くて浅はかな考えだったと思います。フリーランスとして生きていくなら甘えは致命的です。

怠け心でめんどうなことを何もしたくない。誰かが言う通りに、誰かに教えられた通りにやって儲けたい。

つまり答えを教えてほしいんですね。学校教育の概念を今も大事に抱えていたというわけです。

誰かに進むべき道を作ってもらわないと前に進めない人は、答えのないネットビジネスなんてやらないほうがいいと思います。

楽して儲けたい人が高額noteを買って、ノウハウを実践する人はほとんどいないんじゃないでしょうか。ぼく自身やっていません。

運営者

買うだけ買って、読んで満足して終わるんです。ぼくはあれから1回も読んでいません。

高額noteが“良い悪い”の問題ではない

当該noteや情報商材に対して「良い悪い」と言っているわけではありません。感じたことをそのままに、事実をお伝えしているだけです。

しかし、無料部分や彼の一連のツイートで戦略をつかむことはできたはず。それにもかかわらず大金はたいて買ってしまうのは、自分の頭で考えようとしないからです。

ある方が「情報自体に価値はない」とおっしゃっていました。情報を知ったとして実践するかどうかはその人次第だからです。

無料部分を読んでじっくり考えることができたなら、販売戦略に気付いたり有料部分の展開を想像したりできたのかもしれません。

結果を出したいなら思考を止めるな!って話

今回の一件で心から感じたのは、思考を止めた時点で養分にされるということ。答えのないネットビジネスをやっている以上、思考を止めたらその瞬間やられます。養分です。

考えに考え抜いて実践してみる。ダメだったらまた考えて実践するを繰り返す。

それがビジネスの基本だと思いました。

答えを教えてもらうのが一番楽。否定するつもりはありませんが、”今自分は答えを教えてもらってるんだ”という考えすらないのなら、今後ともずっと養分にされ続けるんだろうなあと思いました。

個人的にはフリーランス1年目に痛い目見て良かったと思ってます。

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この記事を書いた人

フリーランスでWebライター兼Webディレクターを務めています。個人のアフィリエイトサイトも運営中。Webライターだけでなく、WebデザインやWebマーケティングなど幅広く取り組んでいます。

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